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「(瑞穂と紫苑の教育実習)」 by 「9-520」氏

第0話「瑞穂の悪夢」
第1話「宮小路瑞穂、再び」
第2話「酔っ払い集団 女子寮へ」

 

   第0話「瑞穂の悪夢」


 僕は紫苑と共に大学へ入学し、それから3年を経とうとしていた。紫苑は、教員の免許を取りたいと言い、僕も一緒に教員免許を取ることにした。・・・思えば、これが1つの運命だったのかもしれない。
 
 4回生になったある日、僕たちは大学の教授に呼び出された。何でも先生になる為にはとある高校に約1ヶ月間の実習体験を行わなければならないらしい。


瑞穂「先生、お呼びでしょうか?」
教授「入りたまえ、鏑木君、十条君」
紫苑「失礼致します。あの先生、高校の実習体験の件でお伺いしたのですが、どこの高校にお決まりになったのでしょうか?」
教授「うむ。実はな、あちら側の高校から、是非2人に来て欲しいと頼まれてな。2人をその高校に行かせることにしたよ。」
紫苑「その高校とは、何処なのですか?」
教授「場所はな、聖應女学院だ。」
瑞穂「せ・・・聖應ぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!????」
教授「そうだ、聖應だ。十条君は、何でも母校らしいな。鏑木君は色々と分らないことが多そうだから、教えてやってくれ。聖應は女子高だが、鏑木君も頑張れよ。」
紫苑「畏まりました。(本当は瑞穂さんも母校ですのに・・・ですがこれはこれで、何だか楽しそうな予感がします。)」
瑞穂「は、はい・・・(ど、どうしよう・・・)」

僕たちは、教授の部屋を後にした・・・


瑞穂「はぁぁぁ〜〜っ・・・・」
紫苑「あらあら、随分と落ち込んでますね。」
瑞穂「だだだ・・・だって聖應ですよ。まさか、又あそこに行くとは思わなかったし・・・それに、行くとすれば、やはり・・・」
紫苑「うふふ・・・久しぶりに瑞穂さんの女装姿が見れそうで、何だか楽しそうです」
瑞穂「そ、そんな・・・紫苑〜〜〜・・・」

かくして、僕は再び女装して聖應に行くことになってしまった。
これから一体どうなっちゃうの!?

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#(突発的に書きました。この後、まりやや貴子達とのやりとりに繋げようと思ったのですが、続きはあまり考えてない(特に学校内でのやりとりが不足)ので、誰か面白い続きを思いついた人は書いてください。)

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   第1話「宮小路瑞穂、再び」


まりや「あ〜はっはっはっ・・・傑作ぅ〜〜!!」
瑞穂「わ、笑い事じゃないよ、まりや」

まりやが久々に外国から戻ってきたので、紫苑と貴子さんと僕とで会うことにした。
話の内容は、僕が再び聖應に行くことについての話題だ。

まりや「まぁ、私達がいた頃の生徒はもう既にいないからさ、そのままでもいいんじゃない?」
貴子「甘いですわよ、まりやさん。例え生徒はいなくても、先生方がいらっしゃいますわ。それに、生徒が代々のエルダーシスターの顔写真を見たら、瑞穂さんの顔はすぐ分るでしょうに。全く貴方という方は・・・思慮が足りないというか何と言うか・・・」
まりや「うっ・・・」

貴子さんの話によると、卒業後の数年で僕は「伝説のエルダーシスター」という大層な肩書きが付けられているらしい。また僕がエルダーシスターになった時の得票数82%という記録は現在も塗り替えられていないということだった。

紫苑「ということは、やはり瑞穂さんは女装しなくてはいけませんね」
まりや「うふふ・・・何だか楽しそうなことになってきたわ。」

まりやと紫苑が笑っている。貴子さんも半分困惑しているが、どこか楽しそうだ。
・・・するとまりやが突然こんなことを言い出した。

まりや「よし、今から練習しようか。瑞穂ちゃん」
紫苑「あら、それはとても楽しそうですね。」
瑞穂「えっ、ちょ・・・ちょっと・・・まりやぁぁぁ〜〜っ」


それから数時間、まりやの自宅に連れていかされ、スキンケアやムダ毛処理を強制的に行わされたあげく、あれこれ服やら何やら着せられる羽目になった。

まりや「さぁ、出来たわ」
紫苑「素敵ですわ、瑞穂さん」
貴子「・・・きゅうぅぅ〜」
瑞穂「ううっ・・・何でこんなことに・・・」

僕は立派(?)な女性の格好にさせられていた。貴子さんは、この姿に見とれたせいか、失神して気絶してしまっていた。まりや曰く、どうやら大人のファッションに仕立てられているらしい。

瑞穂「えと、・・・もう脱いでいいかなぁ?」
まりや「ダメだよ瑞穂ちゃん。今からスペシャルゲストが来るんだから。」
瑞穂「スペシャルゲスト?」
まりや「おっ、きたきた」

と、僕が疑問を浮かべていたら、家のチャイムが鳴った。やってきたのは、奏ちゃんと由佳里ちゃんだった。


由佳里「こんにちわ〜〜・・・って、瑞穂お姉さま!?」
奏「瑞穂お姉さま!紫苑お姉さま!」
紫苑「まぁ、奏ちゃん!」

紫苑が突然、奏ちゃんに抱きついた。

紫苑「はぁぁ・・・いつ抱いても奏ちゃんはいいですわ〜〜」
奏「紫苑お姉さま、苦しいです」

紫苑が奏ちゃんをぎゅっと抱きしめている。とても懐かしい光景だ。奏ちゃんも何だか嬉しそうだ。
その後ひと段落着き、貴子さんも目を覚ました所で、まりやがこんな提案をした。

まりや「よし、折角みんな集まったことだし、どこかご飯食べにいこっか。」

ということで、僕達は晩御飯を食べにいくことにした。悲しいことに、奏ちゃんや由佳里ちゃんがいる手前、僕は女装したまま行くことになってしまった。場所は・・・何故か聖應の近くの居酒屋だった。まさか、そのまま聖應に乗り込む気なのだろうか・・・?
居酒屋に着いたら、とある2人が待っていた。


薫子「お久しぶりです。瑞穂お姉さま、奏お姉さま」
初音「お久しぶりです。まりやお姉さま、由佳里お姉さま」

彼女達の名は七々原薫子(ななはら かおるこ)ちゃん、皆瀬初音(みなせ はつね)ちゃんだ。2人は奏ちゃんと由佳里ちゃんの妹で、卒業後もこの近くに住んでいるということなので、奏ちゃんと由佳里ちゃんが呼んだとのことだ。僕自身フェンシングの後の事はよく知らなかったので、話を聞ける丁度良い機会だった。
その後、皆で和気藹々と食事をしたり、まりやはお酒をかなり飲んでいた。しかし、このメンバーにお酒を飲ませると大変なことになるのを僕は忘れていた。

まりや「うがぁぁぁ〜〜〜〜っ!」

突然、まりやが発狂し始めた。これはマズイと判断した僕は紫苑や貴子さんを見回した。

紫苑「うふふ・・・うふふ・・・」
貴子「あらあら・・・」

・・・見事に出来上がっていた。奏ちゃんや由佳里ちゃんも危ない位にケラケラと笑い続けていた。

薫子「えと・・・これは・・・」
初音「ど、どうすれば良いでしょうか・・・」
瑞穂「と、とりあえずお店を出ましょう。まりやが・・・お店を壊す前に・・・」

僕達は、酔って今にも暴れだしそうなまりやを抑えながら、店を後にした。店に出たはいいけれど、このまま家に帰すのは危険な状況だった。どこかで休ませないといけなかった。

薫子「とりあえず、近くに聖應の女子寮がありますので、そちらに参りましょう。既に私の妹には連絡を取ってありますので。」
まりや「よし、女子寮じゃ!行くぞぉぉ〜〜っ!」
瑞穂「ちょ・・・まりや・・・」

やはり、まりやは最初からこうなることを狙っていたのかもしれない・・・

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#というわけで続きを書いてみました。前作より内容は固まっていないです。
#出てくるキャラクター多いです・・・。まだ学校じゃないです・・・。
#あと、時間軸的には初音や薫子も高校を卒業していたので、この2人とその妹(オリジナルキャラ)を描かなければ寮に入れないことになってしまいます・・・どうしたもんでしょうか・・・。
#現在の考えでは、この2人の妹が、今期のエルダーシスター候補として考えています。
#(どういうキャラにしようか模索中です。昔の瑞穂とまりやのような感じのキャラも、有りかなぁと思っていたります。)
#時期的にもエルダー選出と重なるはずですので、やはり外せないと思いました。
#あと、初音や薫子については嵩夜あやさんが書かれた「処女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール」を参照してください。

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   第2話「酔っ払い集団 女子寮へ」


まりや「あ〜っはっはっはっ・・・」
貴子「痛い痛いっ、痛いですわよ。まりやさん!」
瑞穂「ちょ・・まりや・・・イタッ!」

まりやが、貴子さんの背中を勢いよく叩いている。僕は暴走しているまりやを止めようとしたけれど、こちらまで一緒に叩かれてしまった。貴子さんはまりやに叩かれているせいで、酔いはすっかり覚めているみたいだ。紫苑は奏ちゃんをきつく抱きしめている。これはこれで奏ちゃんが危なさそうだった。

貴子「ちょっと、まりやさんっ!いい加減にっ・・・」
まりや「ぐぅ・・・zzz」
貴子「・・・全く、何て酒癖の悪い方なのでしょう」

どうやら疲れ果てて眠ってしまったみたいだ。貴子さんは呆れていたけれど、とりあえずこれで叩かれることはなさそうだ。
仕方ないので、僕はまりやをおんぶして女子寮に連れていくことにした。


女子寮に着いた僕達は、とりあえず水を頂こうと考えていた。初音ちゃんや薫子ちゃんがいなければ、こんな姿の僕達がとても聖應のOBだとは絶対に思われないだろう。薫子ちゃんが寮のチャイムを鳴らしてくれた。

「は〜い。あ、お待ちしておりました。薫子お姉さま。初音お姉さま」
「お久しぶりです。お姉さま方」
初音「お久しぶり。こんな夜分にごめんね〜」
薫子「こんばんわ〜。お久しぶり」

見た所によると、どうやら初音ちゃんと薫子ちゃんの妹らしい。1人は、髪が肩ほどの長さのセミロングの女の子だ。もう1人は眼鏡をかけた僕と同じ位の髪の長い女の子だった。
そんな事を思っている時、その髪の長い方の女の子がこちらの方を覗き、薫子ちゃんに尋ねた。

「えと・・・後ろの方々は一体?」

傍から見れば、酔っ払った女性が数人、それにつき合わされてボロボロになっている女性が数人という、典型的な酔っ払い集団の光景だ。その姿は少し異常で、聖應の生徒は(生徒でなくても)あまり近づきたくはないだろう。初音ちゃんが口の濁しながら、こう伝えた。

初音「・・・私達の、お姉さま方です」
「え・・・?」
(第3話へ続く・・・はず?)


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#というわけで少ないですけれど追加です。
#瑞穂の視点で書いているということもあり、現段階では初音と薫子の妹の名前は不明ということになってます。
#一応候補は考えているので、第3話で公開されることでしょう。と言っても何となく分るかもしれませんけれど。
#とりあえず、夜分にこんな酔っ払い集団に押しかけられた妹2人に合掌。

#以下、まとめ係より
※このSSはまだ完結どころか、導入部の途中です。続きを首を長くしてお待ちしております。


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