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『奏ちゃんとお風呂』 by 「8-593」氏

※注意※ この作品には成人向けの表現が含まれています。
大変申し訳ありませんが、18歳未満の方はお戻りいただきますよう、お願い申し上げます。


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「お風呂、一緒に入ろうか?」

 そう僕が提案したのは、奏が帰る予定日の前日だった。紫苑さんは昼前に「後は恋人同士で、ごゆっくりどうぞ」という台詞を残し、十条家へ戻った。

 楓さんは父様の急な仕事をフォローする為、急ぎ書類をもって2時間ほど前に出かけた。どこで仕事をしているかは聞いていないけれど、朝食までには戻る、と言い残して、西岡さんの運転する車に乗り込むのをさっき見送ったばかりだ。

 屋敷の従業員は、半数が自宅からの通いで、残り半数が屋敷内に住んでいるけど、夜間に僕達の部屋の付近へやってくる人はいない。唯一の例外は、毎夜見回りしている楓さんだから、今夜は僕の部屋の周辺は、誰も近寄らない筈だ。

 という状況を蕩々と説明し、せっかくの二人だけの夜なんだから、一緒にお風呂に入ろう、とねだってみたら、奏は真っ赤になりながらも、こくりとうなずいてくれた。

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「なんだか、こういうのって照れるね」

 脱衣所で脱ぎながら、奏に話しかける。

「見慣れていても、それとこれとは別なのですよ」

 奏も照れながら、僕からの視線をかわしつつ脱ぐ。相変わらずブラの必要ない躰は、可愛らしいシュミーズをまとっているが、それがなんとも奏らしくて可愛らしい。

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──瑞穂ちゃん、ロリコン?

 まりやに奏のことを話した時の台詞を思い出す。幸せなんだからいいじゃないか、と頭の中で反論する。事実、小さな奏はそれだけで愛らしく、たまに紫苑さんのようにふらふらと引き寄せられそうになる。

 紫苑さんは最初から奏の引力に逆らわないどころか、むしろ喜んで抱きしめにいくけど、最近では楓さんも奏を抱きしめるのに躊躇しなくなっていた。

 正月に連れてきた時は、お客様として接していたので我慢していたのだけど、卒業式の夜に僕が奏を連れてきて、父様に「奏と結婚します」と宣言して以来、奏は鏑木家では家族扱いになっている。

 だから、楓さんは奏を出迎える時は「おかえりなさいませ、奏様」と言うし、奏は奏で様付けに照れながらも、「楓さん、ただいまなのです」と応えるようになっていた。──ついでに、楓さんにぎゅっと抱きしめられるのも恒例になりつつある。

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──閑話休題。


 そんな事を思い出しながら、僕は素早く脱いでしまった。
 奏は、恥ずかしがりながらなので脱ぎ終わっていない。「手伝おうか?」と言ったら「先に入っていて下さい!」と言われたので、髪を手早くまとめ上げて髪留めで押さえ、お先に、と告げて浴室に入った。

「はぁぁ……」

 手桶で掛け湯をしてからゆっくりと浸かる。じんわりと熱が染みこんできて、おもわず溜息が出る。


「瑞穂さま、お湯加減はいかがですか?」

 目を閉じて湯に身を委ねていると、奏が入ってきた。掛け湯をして、僕の正面にはいる。タオルは着けていないので、透明なお湯の中で奏の裸身が浮かぶのが見える。

「こういう時は、日本人で良かったって思うよね」

 そう言うと、奏も同意してくれた。肩まで湯につかりながら、一日の疲れを癒す。お互い、しばらくの間黙って温まった。ちょっと照れくさい。


「体、洗おうか?」
「あ、それでしたら、先に奏が瑞穂さまのお背中を流します」

 湯から上がると、奏が背後に回って素早くスポンジを泡立て始めた。こういう時の奏は行動が素早い。何か話しかける間もなく、あっという間に僕は全身を泡まみれにされてしまった。

 体の前は自分で洗い、ついでに髪まで洗って貰った。美容院以外で、他人に髪を洗って貰うのは子供の頃以来だ。あの頃は、楓さんに洗って貰ったり、まりやと洗いっこしたなぁ、と思い出しつつ、奏には絶対知られたくないな、とも思う。

「瑞穂さま、痒いところはないですか?」

 床屋さんみたいな事を聞いてくるので、無いよ、答える。

 子供の頃の話とはいえ、母以外の女性や他の女の子とお風呂に入っていた、なんて思い出は恥ずかしくて人には話せない。少し考えれば、僕をお風呂に入れていたのが楓さんだろうって事くらい、すぐにばれるんだけど。なにしろ、忙しい父に代わって僕を育ててくれたのは楓さんで、それは奏だって知っているんだから。

 そんな事を考えてるなんて奏が気づくはずもなく、髪質が良くてうらやましい、と僕の髪を梳きながら、なんども溜め息をついている。色素の薄い、ぽわぽわっとした奏の髪質も僕は好きなんだけど、隣の花は赤いものらしい。


「ありがとう、奏。さ、次は僕が洗ってあげるよ」
「はい……お、お願いします……」

 奏はちょっと恥ずかしがっていたけど、僕の前に背中を向けて腰掛けた。

──お楽しみは、これからだよね。

 奏に見えないところで、頬が緩むのを自覚する。奏にHな事をする時って、どうしてもいじめっこモードになるんだよね、と自戒しつつ、それでも止める気はさらさらなかった。

 スポンジにボディソープをつけて泡立てる。

 それを目の前に腰掛ける奏の白い背中に擦りつける。相変わらす成長が遅く、人より肉付きの薄い躰は、それでも女の子らしい柔らかさを備えている。

──傷つけないように、ね。

 そう自分に言い聞かせ、強すぎず弱すぎず、スポンジで背中を洗い立てる。

「………………」

 奏は無言で、僕にされるがままになっている。しかし、首から上が真っ赤に上気した姿では、恥ずかしがっているのがバレバレだ。

 僕も、黙って背中を擦る。やがて、肩からお尻まで洗うところがなくなると、ようやっと奏に話しかけた。

「奏」
「?!は、はいっ!」

 うわずった声で、返事を寄越す。

「腕、洗うよ」
「は、はいなのです!」

 声が大きくて、外に聞こえるよ、などと言ったらどうなるだろうか?と思いつつ、素直に腕を差しだそうとする奏を留め、椅子ごと奏の躰を引き寄せた。

「ひゃあっ?! ……あ、あのぅ…瑞穂さま?」
「腕が届かないから、こうして、ね?」

 そういって、背中から覆い被さるようにして、両腕を躰の前に回す。肩越しにのぞき込みながら腕をまわし、奏の両腕を丁寧に洗う。

 腋の下を洗うと、恥ずかしさとくすぐったさで奏は身もだえした。その拍子に、密着した僕の屹立が奏のお尻に触れる。奏はそれがなんなのか悟り、またポッと赤面した。

「……どうかした?」
「い、いえ……な、なんでもないのです……」

 僕は奏が赤面した理由を知っていて、わざと聞いてみる。羞恥に染まった奏をみていると、どうしても意地悪したくなってしまう。

 にやける口元を奏から隠しながら、スポンジを胸にあてがう。

「うぁんっ! …あ……」

 桜色の突起に触れるスポンジに奏が声を上げるのを無視して、少し事務的に洗う。お楽しみは後だ。胸からお腹、お腹から足へとスポンジを動かす。

 流石に奏のサイズでも、後ろから覆い被さったままで足の先まで洗うのは、僕はともかく奏の方が辛い。身体を離し、前に回り込んで太腿から足先まで丁寧に洗う。

「瑞穂さま……んっ…うぅんっ…………恥ずかしいです……」

 正面からのぞき込むと、奏の股間がてらてらと別の液体で湿っているのが見えた。

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「か〜なっ?……普通に洗っているだけなのに、感じちゃったの?」
「は、はいなのです……」

 指摘すると、恥ずかしそうに内股になって、手で視線を遮りながら奏が応える。
 足先まで洗い終えた僕は、また奏の背中側に回り込み、後ろから抱きかかえるように覆い被さった。

「ふふっ…いけない子だね……」
「やっ!…み、瑞穂さまの手……えっちですぅ……」

 つつ、と膝小僧に触れ、指先で太腿を付け根の方になぞりながら、太腿の内側に徐々に指を滑らせる。そのまま両手でかるく足を広げるように促すと、あっさりと隠された秘部がさらけ出される。

「へぇ……僕だけが悪いのかな?」
「あっ!……やぁっ?!」

 そのまま、泡の付いた手で秘部を擦る。敏感な部分に石鹸をつけるのが果たして良い事なのかどうか判らないので、あまり丁寧にやりすぎないようにしながら指先で丁寧にあらう。

「んっ………ふ……」

 秘裂の中に指を差し入れるたびに、奏の躰がビクビクと痙攣する。その指先を、会陰から後ろの穴に滑らせ、皺を伸ばすようにくりくりと動かす。

「ふ…ふわぁ……か、奏、はずかしいよぉ…………
 お、お尻でかんじちゃいますぅ…………んっ、は、はいってくる……!」

 指先をくりくりと、穴の周りをなぞるように回すと、お尻の力が抜けるのを感じる。そのまま中心に当て、ずぷり、と指先を押し込んだ。

「んっ!……ふぁああぁぁぁっ…………!!」

 もう何度、この窄まりに指を押し込んだろう?
 お尻で感じる事に羞恥を覚えながら、それでも行為の間は夢中になってくれる奏の姿が愛おしくて、行為の度に刺激してしまう。

 それでも、奏の躰はあまりにも華奢すぎるので、ナニを押し込んだ事はない。たぶん、これからもそれにチャレンジする事はないかな、と思ってしまうが、特にそれが残念だとは思っていない。……多分。

「にゃ!…ぁ……ぁぁ………は、はいってます……や…あ…ぁぁ…………!」

 石鹸で滑りやすくなっている為か、いつもなら小指で精一杯の窄まりに、人差し指の第二関節までが飲み込まれる。

「大丈夫だから……力を抜いて……」

 言いながら、気を紛らわすために、奏の躯に左手を伸ばす。お腹から胸まで優しくなで上げて、そのまま胸をもみしだく。

「やぁん……み、みずほさま……きもち…いい…………です……」

 滑る指先で、何度も乳首の上の往復する。
 指先につぶされて、固くなった突起が胸に押し込まれるたびに、胸に当たっている奏の両肩が震えるのを感じる。
 指先を立て、乳首の周囲を周回するようにまわすと、じれったそうに身をよじる。ならば、と埋め込んでいた右手の人差し指をぐり、と回すと、小さな躰が跳ねた。

 もう後ろはいいかな?と、右手を抜いて、また股間に指を当てる。さすがに今まで使っていた人差し指で秘裂をなぞるのは奏に悪いので、中指と薬指で刺激する。

 同時に、左胸の感触をさんざん楽しんだ左手を、こんどは右胸に手を伸ばし、また同じように感触を楽しむ。

 オナニーで片胸だけ揉んでいると、左右の胸の形が変わる、と聞いた事があるけど、奏の胸は左右ともバランスが良い。もっとも、薄すぎて違いがわからないだけかもしれないけれど、口に出したら奏が拗ねるので、だまって感触を楽しんだ。

 右手の中指と薬指は柔らかな唇をかき分け、膣口に達する。その入り口を指先でくい、と押し込むと、ぬるぬるとした液体が指先に絡む。

 指を上下左右に動かし、爪で傷つけないように気をつけながら、小陰唇を押し広げるようにして徐々にぬめりを周辺に広げていく。ぬめりが拡がるたびに、指先の動きはなめらかになり、やがて秘裂全体がぬめりで満たされた。

「あっ…あっあっぁ……だ、だめぇ……そ、そんなにソコばかりいじらないでほしいのです……うんっ!……あ、あぁあぁぁぁ……」

 敏感な芽を包んでいる筒状の包皮を、二本の指先で挟むようにする。わずかにクリトリスが覗く先端から、秘裂の上に埋もれた根本までの短い部分を、挟み込んだままの指先で上下に擦ると、それだけでビク、ビク、と腰が動く。

 泡がしみないように、包皮は向かずに上から擦る。奏の様子から、すごく感じているのが伝わってくる。

「だめ…ぇ……みずほさまぁっ…かなっ…かなもうっ……もうだめぇぇ………っ………!」

 乳首を指先でつまみ、力を込める。右手の指先で包皮の上から激しく、しかし優しくこする。興奮してかすれそうな奏の声を耳元で聞きながら、その二つの動きだけに集中する。

「やっ!……い、いっちゃうっ……みずほさまっ……みずほさまぁぁ……」

 刹那、人差し指をもう一度、今度は根本までお尻に突き込んだ。奏が悲鳴をあげる。

「あぁっ! やぁあぁぁああぁぁぁ…………!!」

びくっ、びくっ、びくんっ……!

 やがて、奏の躰が大きく跳ねると、はぁ……と息をついて体中の力が抜けた。

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「奏、イッちゃった?」
「はぁぁ……ふぁ、は、はいぃ……か、奏……き…きもちよくて……」
「ふふふ……もう、すっかりこっちが好きになっちゃったんだね」

 そういって、右手の人差し指を奏の顔の前にさらす。

「や……やぁん!……いじわるです、みずほさまぁ……」

 あわてて、両手で僕の右手を掴み、手桶に汲んだお湯で洗い流す。べつに何か付着していた訳じゃないけれど、やっぱり気になるらしい。

「じゃ、流すね」

 洗って貰った右手でシャワーヘッドを掴み、つかんだ指先でコックを捻る。
 温度調節されたお湯が、僕と奏の躰を洗い流すと、桃色にほてった裸身が姿を現した。そのまま、見えない股間に水流を当てると、また感じたのか奏がもぞもぞと躰を動かす。
「じっとして」

 左腕で肩越しに押さえ込みつつ、足を閉じないように押さえる。右手を差し入れ、シャワーを使って前から後ろまで満遍なく洗い流した。

「はい、そのまま仰向けになってね」

 シャワーを止め、奏の躯をそのまま仰向けにして、僕の膝の上に横たえる。ひゃ、と悲鳴を上げながら倒れ込んだ奏を押さえつけて、上から軽くキスをした。

「このまま、髪を洗ってあげるよ」

 仰向けて、ぼうっと僕の顔を見上げる奏に、にっこりと微笑んであげた。

 頭にシャワーを浴びせながら、のぼせちゃうから続きは部屋でね、と耳元で囁いたら、奏は真っ赤な顔をしてこくん、とうなずいてくれた。


End.

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#貴子さん暴走編はまだ再構築中。という事で奏編その2です。

#2年生のGWに、鏑木家(紫苑に話していないなら宮小路家かな?)に遊びに来た最終日前夜、という設定です。
#10レス使って、結局本番はできず。エロは難しいです。

#これを書くために奏編をやり直してみたら、瑞穂ちゃんは奏ちゃんのお尻に興味津々。
#緋紗子先生の影響なのか、もともとエロいのか知りませんが、急遽これにもお尻をいじるシーンを入れました。


#この後は学校編なんですが……薫子達、どうしようかなぁ。

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